設定を変えずにどの端末でもアラビア語を入力する

スマートフォン、タブレット、仕事用のノートパソコン、借りたコンピューター — どこでも同じアラビア語キーボードを使う。端末をまたいで引き継がれるものと、あえて引き継がれないもの。

端末にアラビア語キーボードを足すのは設定変更で、それはそのまま残ります。言語の切り替え一覧に項目が増え、 自動修正の前提が変わり、スマートフォンでは入力のたびにスワイプで通り過ぎる配列が一つ増えます。自分の ものでない端末なら、それは誰かに残していく変更です。

ブラウザのタブでアラビア語を打てば、そのすべてを避けられます。このページでは、端末の種類ごとに実際 どんな具合になるのか、そして端末のあいだで何がついてきて何がついてこないのかを扱います。

同じページ、三つの違う使い心地

物理キーボードのあるコンピューターで

三つの中でいちばん速い形です。ラテン文字を打つとアラビア語が現れます。slam は سلام、ktab は كتاب になります。手はキーから離れず、画面上のキーボードは、たまに出てくる置き場所のわからない文字 のために控えています。

翻字が本領を発揮するのはここです。キーボードに載っていない文字を、いつもの速さで打っているのですから。

スマートフォンで

道は二つあり、多くの人は両方使います。

スマートフォン自身の画面キーボードでラテン文字を打ち、ページがそれを変換します。コンピューターと同じ やり方です。あるいは、ページ自身のキーボードでアラビア文字を直接タップします。小さな画面ではこちらの ほうが楽なことが多い。語を綴るのではなく、文字を選んでいるからです。

インターフェース全体がタッチ向けに作られていて、キーも操作ボタンも、狙って当てるのではなく確実にタップ できる大きさになっています。

スマートフォン幅のキーボードエディター。Typing settings のコントロールが入力欄の上で単独の行に折り返され、入力欄の中に سلام が入っている(画面表示は英語)

タブレットや家族で使う端末で

スマートフォンと同じふるまいで、場所に余裕があります。ここでの利点は技術的なものではありません。次に その端末を手に取る人のために何も変えずに、自分のメッセージを書けるということです。

端末をまたいで引き継がれるもの、引き継がれないもの

ここは正確に書く価値があります。アカウントがなく、同期するものが何もないからです。

端末をまたいで引き継がれる?
入力方式いいえ — そのブラウザに保存されます
自分で決めた文字の規則いいえ — そのブラウザに保存されます
最近のテキストとお気に入りいいえ — そのブラウザに保存されます
いま書いているテキストいいえ — 開いているページの中にあります

すべてがブラウザごとにローカルへ保存されます。ノートパソコンで入力方式を決めてもスマートフォンはそれを 知りません。そちらでもう一度、一度だけ設定してください。

これは本当の引き換えであり、アカウントを持たないことの直接の帰結です。その代わりに得られるのは、同期 する元になるあなたの書きもののプロフィールがどこにも存在しないということです。あなたのテキストは、 検索・共有・他アプリへのコピー・ダウンロードや書き出しといった操作をあなたが選ばない限り、ブラウザの 中にとどまります。

動かすのは設定ではなくテキスト

設定が移動しない以上、移動するのはテキストのほうです。エディターからはこうできます。

  • コピーして、次に向かう先で貼り付ける。
  • メッセージアプリやメールへ共有する。スマートフォンではシステムの共有シートが開くので、入っている アプリはすべて送り先になります。
  • プレーンテキスト、Word 文書、PDF としてダウンロードする。いずれも端末上で作られます。

自分自身へ共有すること — メモアプリや自分の番号へのメッセージ — が、借りたコンピューターからアラビア語を 自分のスマートフォンへ移すいちばん簡単な方法です。

端末によって本当に違うところ

頼りにする前に知っておく価値があります。

  • テキストの読み上げは、こちらが用意したものではなく、あなたのブラウザと端末が提供するアラビア語の 音声を使います。アラビア語の音声が入っていない場合、ボタンはそもそも表示されません。発音の保証では なく、読むための補助と考えてください。
  • カードをファイルとして共有できるかはブラウザの対応しだいです。ファイルを共有できない場合は、画像を ダウンロードして自分で添付します。
  • プライベートウィンドウは、どの端末でも毎回既定の状態から始まります。これは設計どおりです。

次のステップ

いちばん近くにある端末でアラビア語キーボードを開いて、一語打ってみてください。 その端末が自分のものでないなら、 アラビア語の入力を非公開に保つが、何が保存され、どう消すかを 正確に扱っています。

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