アラビア語入力のよくある問題と簡単な直し方

打っている途中で文字が変わる理由、ラテン文字が紛れ込む原因、そしていちばんよく崩れる少数の綴りをどう直すか。

翻字キーボードの問題は、ほとんどが同じところから来ます。キーボードは打たれたとおりに動いたけれど、 打った内容が意図と少しずれていた、というものです。この型を見分けられるようになれば、どれも数秒で 直せます。

以下はすべて、既定の伝統的入力方式を前提にしています。別の方式が関係するところでは、その名前を 挙げます。

打っている途中で文字が変わり続ける

不具合ではありません。 キーボードは各位置で一致する最も長い並びを採るので、より長い一致は、あなたが もっと打ってからでないと現れないのです。

d と打つと د が見えます。アポストロフィを足すと ذ になります。d'd より長い項目 だからです。同じことが s → س のあと s' → ش でも、l → ل のあと la → لا でも起きます。

つまり、語が決まると出力も決まります。打っている途中ではなく、打ち終えてから判断してください。

アラビア語の中にラテン文字が混じっている

伝統的方式には eoux の対応がなく、推測せずにそのまま残します。nor は真ん中にラテン文字の o が入った نoر として出てきます。

直し方: 長母音を出す組み合わせを使います。oo が و なので noor は نور になります。ee は ي です。

و を ou で打ちたいなら、それはフランス語式です。

望んでいないところに لا が現れた

la は単一の項目 — 合字 لا — であって、la が続いたものではありません。

salamسالام になります。キーボードが salam と読むからです。あなたが望んだのは slam で、そちらは سلام になります。

直し方: l の直前にある a を探して取り除きます。このキーボード全体で最もよくある綴りの誤りが これです。

似た対の、違うほうの文字が出た

大文字は強調ではなく別の文字です。

小文字大文字
hهHح
sسSص
tتTط
dدDض
zزZظ

mrHba は مرحبا になります。mrhba は مرهبا になり、これは語ではありません。どちらも成立する 文字の並びなので、何も警告は出ません。

直し方: 語が惜しいところまで合っているときは、まず大文字を確かめます。

shkh が効かない

伝統的方式ではこれらは二重字ではありません。shkras のあと h と読まれ、سهكرا になります。

直し方、どちらかを選んでください:

  • شكرا を出すには s'kra と打ちます。伝統的方式が点の付いた文字にたどり着く手段がアポストロフィ です(t' ث、d' ذ、H' خ、g' غ)。
  • または入力設定英語式に切り替えます。そちらでは shkra が شكرا、khbz が خبز、 dhhb が ذهب になります。

どちらが正しいというものではありません。自分がすでに使っている綴り方に合うほうを選び、それを使い 続けてください。

語の中に数字が居座っている

ع や ح のつもりで 37 を打ったのに、チャット数字の設定がオフになっています。 3id mbark は عيد مبارك ではなく 3يد مبارك になります。

直し方: 入力設定で数字をアラビア文字として使用をオンにするか、伝統的方式の文字キーを使います。 ع は g、ح は H なので、gid mbark が عيد مبارك になります。詳しくは アラビア語のチャット数字にあります。

語尾が ة ではなく ه になる

ター・マルブータにはアポストロフィが必要です。h' です。

mdinh' は مدينة になり、mdinh は مدينه になります。t'lat'h' は ثلاثة、t'lat は ثلات です。

ハムザが思ったところに入らない

a--(إ)は --(ء)より長い項目なので、ハムザの前の a は吸収されます。sma-- は سماء ではなく سمإ になります。

直し方: 画面上のキーボードを使います。記号のグループに ء のキーがあり、それをタップすると その文字がそのまま挿入されます。s'a と打ち、ء をタップして、そのまま続けてください。これは 難しいアラビア文字で扱っています。

貼り付けたアラビア語が変わってしまった

本来そうはなりません。貼り付けたテキストはそのまま保たれ、翻字し直されることはありません。打ち終えた 文章も、スペースを入れるか別の場所をクリックして先へ進めば、同じようにそのまま残ります。

貼り付けたアラビア語が変わったのなら、まだ入力途中の語の内側に貼り付けが着地した可能性のほうが高い です。先にカーソルを入力中の語の外へ動かしてください。

そもそも何も出ない

何より先に確かめる価値があるのは二つです。カーソルが本当に入力欄の中にあるか、そしてページの読み込みが 終わっているか。キーボードは最初の一打が変換される前に、そのスクリプトが動いている必要があります。

入力欄は動くのに入力方式が初期状態に戻ったように見える場合、設定はブラウザごとに保存される点に留意 してください。プライベートウィンドウ、別のブラウザ、サイトデータの消去は、いずれも既定の状態から 始まります。

次のステップ

アラビア語キーボードを開いて、うまくいかなかった語を入力欄を見ながら打ち直して みてください。ずれた瞬間が、たいていそのまま原因の名前になります。語ではなく特定の文字が問題なら、 難しいアラビア文字に厄介なものと正確なキーが並んでいます。

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